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<バック転>

●技のポイント

1、後方斜め45°にジャンプする
2、空中姿勢は体操の背伸びの姿勢
(肘をのばし、身体は自然に弓なりに反り、上下にしっかり伸びきる)
※無理に反ったりしてはいけない。まさに垂直とびのイメージ。
その方向が上ではなく後方であるだけ。

●回転の原理

▽実験(体重の軽い子供でやってみてください)
補助者は、実施者の背中側の横についてください。ここでは実施者の左肩側に位置するとします。
右手は実施者の腰に当て、左手はお尻の下に。
足は実施者から遠い方の膝(右)をつきます。
実施者はまず背伸びの姿勢をつくる。その姿勢のまま後ろに倒れさせる。(怖がらないように)
補助者はその勢いを止めることなく、腰に当てた右手を3cmほど真上にもちあげ、お尻の付け根に当てた左手で回転を促す。
すると、実施者は上にあげた手と頭の重さで自然にくるっと回転し、バック転になります。
つまり、バック転の回転はブリッジのように反ることで得られるのではなく、重心を上に挙げること、回転の支点を作ることで得られるのです。
したがって、上記の技のポイント2の姿勢を徹底的にマスターさせることが大切です。
※腰が「く」の字に折れ曲がると危険です。

●ポイント2の練習

垂直とびの練習をしてください。そのとき、空中で肘、胸、腰、膝をしっかり伸ばし、一瞬その姿勢を空中で止めることができるようになるまでやります。
私はとび箱の上から「仮面ライダーのように!」と練習させています。

●用具

ポイント1はちょっと難しいです。したがって人為的に操作します。
ロイター板(踏み切り板)の傾斜を利用します。
私は2枚重ねにして、45°に近い角度を作ります。
角度か足りなければ、片方にマットを敷くなど工夫してください。角度に遠慮は禁物です。
バック転の着地場所にはウレタンマットなど用意してください。

●いよいよ練習

補助者は「実験」のときと同じです。
実施者は傾斜に立ちます。しっかりしゃがんで垂直とびのようにしっかりジャンプします。
身体が「く」の字に折れ曲がったり、左右にねじれたり、怖がってしっかりジャンプできないといった点を指導してください。

●発展

傾斜角度を緩やかに。しかし、緩やかにするとそう簡単にはいかなくなります。
ここからが本当の練習となります。ポイント1への練習へ移行します。

つづく


浜松城北体操クラブ 寺岡勝治 2002.02.07


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